仲良しの女の子と彼女、それらに対する対応が同じだねと、昔言われたことがある。


実際はたから見れば、その見解は正しいと思った。


オイラにとって、それたは同等に好きだから。


けれど、それは、相手が女の子と彼女だけに限ったことではない。


オトコでも同じだ。


だから、あえてわざわざ否定しない。


かといって、肯定もしない。


それは、単に言った相手がオイラにとって取るに足らない存在だから。


なぜなら、オイラを理解しきってないから。



オイラはたとえば、10人いる中の1人がリスペクトできるようなヤツなら、それ以外の9人とはそれほど仲良くなろうとはしない、オイラからは。


昔からそうだ。


無意味に交流を深めようとしない。


損な性質だと思う。


けれど、それはそれで心地いい。



オイラが好きなやつら。それらはたいてい第一印象でわかる。


覆った事は、齢25にして、1度だけだ。


第一印象だけで何がわかる?


多分、第一印象でオイラを判断するのはムリだ。


猫5匹かぶってる、初対面では。いや、気を許すまでは。


勝手にオイラを理解して欲しいと思わない。


それでも、何故か理解してくれる、そんなヤツだけ回りに残ってる気がする。



もちろんヤツラだって、オイラを否定するときがある。


けど、否定はしても、許してくれる。



オイラを許してくれる。



オイラが人を好きになるのに、一番大切なこと。



オイラがオイラである事を許してくれる。


オイラの勝手を許してくれる。


オイラがそこにいることを許してくれる・・・



オイラの中で許すと言うのは、愛してる証拠だと思う。


男同士で愛は変かもしれない。


けれど、オイラにとってそれは同一意味と言ってもいい。


loveとlikeは大差はないから。


loveの中の最上級、頂点にあるもの。


それが彼女になる人。


本当のオイラでいることを許してくれる人。


言葉でいえば、同じ愛してる。


けれど、オイラの中でだけは、別の意味。


理解できないだろうけど。


それでもそれは、オイラの定義。


あえて言うなら、相手もオイラが最上級。


互いが互いを何よりも必要としているだけ。



オイラが第一印象で判断出来る訳。


それは空気。


目に見えることのない、感覚の世界。


バカげた話だろう。


けれど、オイラには大切なこと。


けど、オイラには分かる。


この人ならオイラを許してくれる。



小さな頃から、他人の顔色ばかりうかがってた。


そのせいもあるだろう。


怒られるのはキライ。


絶望を味わうから。


ただ許されていたい。


甘いのは承知のうえ。


それでも求めてしまう。


許してくれることを・・・



どうしてこんなに許されたいのか。


楽をしたいだけ?



一人を好む性質がある、いつからだろう?


合わせる事が苦手だからかもしれない。


一人っ子が長かったらかも知れない。


いつしか自ら別人格を作ってた。


寂しくないように。


悲しくないように。


本当は人一倍孤独がキライ。


必要としてもらえないから。


許してもらえないから。



ただ欲しい。


許してくれる、その存在。


数はなくてもいい。


ムリなのはわかるから。


けれど、いつもそばにいて欲しい。


オイラを許してくれる人。


かけがえのない宝物。



一人にはなりたくない。


ただ、この存在を包んでください。


許すという、何よりの魔法で。



あなたが許してくれたから、今のオイラがある。


あなたの許しは心地いい。


ほかの誰よりも。


みんな愛してる。


けれど、特別愛してる。


キライなヤツ千人に会っても、もう見つからない位に。


あなたの心地いい許しに包まれて、静かに眠りにつきたい・・・